ピアノハープ

ヨーロッパピアノ

「100年以上もつヨーロッパピアノ」

長い伝統と歴史を持つヨーロッパのピアノ造りは、家と同じように「永くもつことを最前提に置く」考えがあります。つまり、子から孫へと2代・3代と引き継がれることを想定して製造されるのです。「100年以上もつピアノ」と言われるヨーロッパピアノ。その秘密は、材料とその生産地、製造方法にこだわり。

ピアノに使われる木材は、自然環境の中で長い時間をかけてじゅうぶんに乾燥させ、製造にも充分時間をかけます。そのため、大量生産できません。1台1台手作り要素の多いヨーロッパピアノには、メーカーごとにも強い個性があります。

音楽は、個性を表現する芸術です。
ヨーロッパピアノを持つということは、ものを大切にするということを学ばせ、しかも豊かな個性を成長させ、発揮させることができます。 一級品を味わうには、必ずしもピアニストである必要はありません。

ヨーロッパのピアノは世界が求める価値ある楽器として、本当の逸品をパートナーにしたいという方にご満足をお届けします。

ピアノハープ社ギャラリーには、世界三大ピアノメーカーである、ベヒシュタイン・ベーゼンドルファー・スタインウェイをはじめ、アップライトピアノを中心に各種展示しております。実際にピアノを弾き比べながら、メーカーごとの個性・音色の素晴らしさを実感できるショールームに是非、足をお運びくだい。

※ヨーロッパピアノ当店取扱メーカー

人物名
使用していた楽器・ピアノメーカー
バッハチェンバロ・パイプオルガン
モーツァルトワルター
ベートーヴェンザウター・Jブロードウッド
リストベヒシュタイン・ベーゼンドルファー
ショパンプレイエル
 C.BECHSTEIN  Bosendorfer   Steinway Sons
 PLEYEL  SAUTER  Wendl&Lung

 C.BECHSTEIN 弾き手を育てるピアノ、ベヒシュタイン

1853年、カール・ベヒシュタインによって生まれたベヒシュタインピアノ中には、さまざまな精神が息づいています。イギリスや、フランス系の伝統的ピアノ製法に源を発し、ロマン主義という時代の思潮の中で育てられたベヒシュタイン。リストや、フォン・ビューローといった当時の偉大な音楽家たちが、ピアノ製作者ベヒシュタインに働きかけた結果、作曲家のイメージを実現するために進化し、たえずインスピレーションを与え、多くの音楽家から愛されました。

ベヒシュタインピアノは、音の立ち上がりが早く音色に透明感があるので、演奏者のイメージをテクニックにより的確に表現できます。リストやドビュッシーらは、非常に和音の多い曲であっても、意図する旋律を綺麗に表現する上で最適であった故、生涯に渡りベヒシュタインピアノを弾き続けました。

現在でもドイツ・ワイマール市のリストハウスにある彼自身が使用していたベヒシュタインのグランドピアノは、ベヒシュタイン社工場で修復され現在もサロンコンサートで使用されており、その品質の高さと耐久力を立証しています。

“ベヒシュタインは響板で鳴らす”と表現され、音の立上りの速い透明感のある響きは奏者の心を震わせます。その落ち着きのある上品な響きを初めて耳にする方はピアノの音色に対するイメージが変わるかもしれません。タッチレスポンスが素晴らしくその音色は演奏者の表現したい情景を変幻自在に描写してくれます。

“ベヒシュタインは弾き手を選ぶ”と言われる事がありますが、そうではなく弾き手がベヒシュタインのタッチレスポンスの繊細さを理解してくれれば、その扉を開いて迎え入れてくれます。ベヒシュタインは“弾き手を育ててくれるピアノ”といえるでしょう。

BECHSTEIN classic 118
税込価格 ¥2,475,000
118(H)×151(W)×59(D)cm 重量220kg
クラシカルな直線には、決してすたれない良さがあります。価格と性能のバランスがとれたこの楽器は、国際コンクールでも高い評価を得ています。伝統あるモデル12と同じ設計による内部、音色、タッチ感。 写真は、黒艶消
BECHSTEIN A3
税込価格 ¥1,800,000
120(H)×148(W)×57(D)cm 重量225kg
上品かつ力強い音色、そして丸みのあるシルエット。堅牢なバックフレーム、丹念に作られた頑丈なボディで、市場でもっとも人気の高いモデルとなっています。豊かな響き、各音域のバランスの良さは、デリケートなニュアンスを可能にします。しっかりとした手応えにどこまでも滑らかな響きは、演奏の楽しみを与えてくれます。初心者から上級者まで、正しい演奏感覚へ導く高品質アップライトです。
BECHSTEIN A190
税込価格 ¥5,000,000
190(L)×153(W)重量351kg
広い音域で透明感のある響きと色彩を奏でます。鍵盤とアクションはコントロールしやすく、かつタッチの変化に敏感に反応するように組み立てられています。デュプレックスシステムを採用したカポダストロバー使用の鼠鋳鉄を用いることで、クレッシェンドの広がりが非常に豊かです。高いコストパフォーマンスを実感していただけます。
W.HOFFMANN H122
税込価格 ¥1,200,000
114(H)×145.5(W)×60(D)cm 重量 227kg
ベヒシュタイン・チェコで生産されるホフマンは100%ベヒシュタイン新設計。総アグラフ、駒の設計・仕様、響板構造等、世界3大ピアノ「ベヒシュタイン」を冠する楽器として、妥協できない部分はすべてベヒシュタイン仕様を踏襲し、その他の部分でコストパフォーマンスを図った自信作です。信頼に応えるハンドメイドの楽器は、丸みのある音色、心地よいタッチ、スマートなデザインが特徴。※写真はウォルナット艶消しです  展示品はチェリー艶消しになります。
W.HOFFMANN T161
税込価格 ¥2,550,000
159(H)×151(W) 重量 318kg
ホフマングランドピアノは、さまざまなサイズのピアノ製造技術と、プロフェッショナルから大学、家庭まであらゆる音楽シーンにおける要求の蓄積をバックボーンとして製造されます。豊かでロマンティックな響きの中に、演奏者の意図する世界をダイナミックに描き出すことができます。

 Bosendorfer オーストリアが誇るウィンナートーン、ベーゼンドルファー

創業者であるイグナス・ベーゼンドルファーは、ヨーゼフ・ロッドマンの下でピアノ製造技術を15年間学び、 1828年、ウィーン市よりピアノ製造業者の許可を得て独立、ベーゼンドルファー社を設立しました。1830年にはオーストリア皇帝から、はじめて「宮廷及び会議所ご用達のピアノ製造者」の称号を授けられました。その同じ年、イグナスは、ピアニストのフランツ・リストと出会います。

リストと言えば、強靭なタッチのためにコンサートのたびにいくつものピアノを演奏不可能にしていたという逸話が残っています。そんなリストの演奏にベーゼンドルファーを使用したところ、無事成功をおさめたことを機に、ベーゼンドルファーの名は広く知れ渡ることとなります。

イグナスの後を継いだルードヴィッヒ・ベーゼンドルファーは、その当時のウィーン音楽界を熱心に支援しました。特に、リヒテンシュタイン皇太子の乗馬学校の音響効果が抜群に良いことに着目、皇太子を説得してホールに改造し、それ以後40年間、ベーゼンドルファーホールとして著名音楽家たちに愛用されます。ここでルードウィッヒは多くの音楽家たちと親交を深め、彼らの要望をピアノ製作に反映させていきました。

ベーゼンドルファーは、他のメーカー同様に音量増大と楽器の強度の課題に取り組みますが、演奏家、聴衆の「強い音」に対する要求がさらに高まる中にあっても“聴衆の心を魅きつけるピアニッシモ”に対する意識を高く持ち続け、商業ベースに流されることなく、ていねいな手作業による製造を維持しました。そして、現在も伝統的工法に従い、熟練した職人たちの手で十分な時間をかけて制作されています。

Bosendorfer 170 オリジナル
税込価格 ¥4,930,000
120(H)×148(W)×57(D)cm 重量225kg
奥行き170cmながら、独自の材料と設計による豊かな響きは類を見ません。繊細なピアニッシモと、歌うような音色の絶妙なバランスを持ち、コンサートの感覚も家庭で楽しめるモデルです。

  Steinway & Sons 神々の楽器、スタインウェイ&サンズ

1836年、ドイツの家具職人、ハインリヒ・エンゲルハルト・シュタインヴェークが、スタインウェイの第一号となるピアノを製作しました。その後、ドイツからアメリカ合衆国へ渡り、ヘンリー・スタインウェイと改名、1853年、息子たちと共に“スタインウェイ・アンド・サンズ”をニューヨークに設立します。そしてヘンリーの死後、1880年に、ハンブルクに生産拠点が開かれます。

ヨーロッパメーカーが、ピアノをチェンバロの進化した延長として、音響的に残響豊かな宮廷で使用する前提でピアノ造りを行なっていたのに対し、スタインウェイは、産業革命により豊かになったアメリカ市民が利用していた数千人を収用できる音響的に貧弱な多目的ホールにおいての使用を念頭においた独自のピアノ造りを追い求めました。

今では常識となっている音響工学を設計に取り入れる手法を初めて取り入れた結果、スタインウェイはピアノとはいえ、基本的な構造そのものが従来のピアノとは根本的に異なるものとして造られるようになったのです。

コンサート会場、特に大ホールでの演奏を考えて作られ、「フレームで音を鳴らす」という設計思想のもと生み出されるピアノの音色は、華やかでパワーがあります。

“可能なかぎり最高のピアノを”という創業者の情熱を受け継いで革新を重ねたスタインウェイのピアノづくりは、150有余年の歴史を通してゆるぎないスタインウェイシステムとして確立されました。その証にスタインウェイピアノは世界の偉大なピアニストたちに選ばれ続けています。

STEINWAY & SONS A188 リニューアル
お問い合わせください
188(L)×147(W)×101(H)cm 重量315kg
不屈の名器、スタインウェイA型です。ほぼ新品に近い良好品です。公共施設や学校などに使用するために設計されたこのピアノは、練習用としてあるいは、スペースに制限がある場合には理想的なサイズのピアノです。
STEINWAY & SONS M170 リニューアル
お問い合わせください
170(L)×146.5(W)×101(H)cm 重量275kg
完全オーバーホールにより蘇ったM型です。精度の高い純正部品と丁寧な調整によりタッチ・音色ともに良好です。コンパクトサイズながら、スタインウェイ独自のパワーのある音量・輝く音色は健在しています。

 PLEYEL ショパンが愛したピアノ、プレイエル

ドイツのピアノはピアノの音がする。フランスのピアノは香水の香がする。イタリアのピアノには太陽の輝きがある。

そして……プレイエルはショパンの音がする

ショパンが愛したと言われることで有名なピアノで、19世紀のフランスの優れたピアノメーカーとして一世を風靡したピアノメーカープレイエル。

創始者であるイグナース・プレイエルは、作曲家であり、その後継者カミュ・プレイエルも作曲家であり音楽家でした。カミュ・プレイエルはピアニストのカルクブレンナーと共に、数年間ロンドンでピアノ製作技術を学んだ後、父イグナース・プレイエルの後を継ぎました。

ショパン、フンメル、モシュレス、ルビンシュタイン、サン・サースらピアニストと親交があり、その中で最も親交が深かったとして有名なピアニストが、ショパンです。ショパンは、プレイエルピアノの、歌うような音と軽快なタッチに魅せられ、生涯プレイエルピアノを愛用しました。 ふたりは、演奏家とピアノ製作者という互いの立場を尊重しつつ、強い絆で結ばれて、西洋音楽史に刻まれる究極の銘器を創り上げたのです。

現代のプレイエルピアノは、歴史が育んだ伝統を守りながら、先進の製造技術を駆使し、時代のニーズをとらえたデザイン、音色を創り続けています。

厳選された材料、卓越した技術、そして1台1台に対する不断のこだわり、その全てがクラフトマンシップの誇りとして保たれています。

現在、フランス唯一のピアノメーカーであるプレイエルは、その設計から、製造、出荷最終調整まで全ての工程をフランス国内で行っています。そして、常に商品に関わる者の意見を総合すべく、社内では研究開発と製造部門との間で積極的に人材の移動を行い、デザインとクオリティー、完全な調和のもとで、プレイエルは、日々優れたピアノとしての進歩を目指しています。

プレイエルの音は、「シンギングトーン(singing tone)」と言われます。

プレイエルの社長のラフォン氏に言わせると、「声のように伸びる音、カンタービレ」とのこと。。。プレイエルで奏でる旋律は自由自在に変化します。 ささやくように、訴えるように…。ドイツのピアノで感じる立体感とは別の、優美さを含んで。

 SAUTER 指先で音を感じることのできるピアノ、ザウター

ザウターの初代、ヨハン・グリムは、ナネッテ・シュタインとJ.A.シュトライヒャー夫妻のウィーン工房でピアノ製造修行を行います。その頃、シュトライヒャーの楽器を最も好んで使用していた音楽家としてベートーヴェンが有名です。

ベートーヴェンが愛用したシュトライヒャーピアノの工房での修行後、グリムは故郷に戻り1819年に自らの工房を設立します。彼には子どもがいなかったため、甥のカール・ザウターを養子とし、見習い職人として採用します。

カールは、音楽的にも職人としても天分に恵まれ、叩き上げのピアノ製造技術者にのし上がります。グリムの死により後継者となり工房を引き継ぎます。「ザウター社」の誕生です。その後、3つの世紀にかけて、現代に受け継がれてきた果てしない音づくりへのこだわり。中でも、アップライトピアノに採用されている“ダブルレピティションアクション”(通称:R2アクション)はザウターが選定される一つの重要な根拠と言えるでしょう。






“ダブルレピティションアクション”(通称:R2アクション)について
グランドピアノでは、ハンマーの動きを重力が解決してくれますが、縦型のピアノにおいては、その出現当時から、ハンマーの動きをどう良くするかが問題とされてきました。その問題とは、鍵盤の連打にハンマーが正確に反応せず、音抜けがしてしまうというものでした。
その解決策としてカール・ザウター1世と息子ヨハンが発見した方法が「余分な力を必要としないで2度目の打弦を可能にする、もうひとつのバネをつける」ということでした。
R2アクションは、グランドピアノのタッチを彷彿させ、繊細にそして確実に弾くことができます。
ザウター 112カルス
税込価格 ¥1,600,000
112(H)×144.5(W)×59(D)cm(実寸) 重量 180kg
ウォルナット艶消
快い、ダイナミックなタッチ感。響板:選りすぐった山岳地帯で生育したトウヒ材。塗装:数回にわたる上塗り。5本支柱による、強度の高い組み立て法。

 Wendl & Lung ヨーロッパが身近になる、ウェンドル&ラング

ステファン・ラング(1876-1954)は、1890年にウィーンでピアノ製作の訓練を始め、マイスター(名匠)試験に合格。
最初のピアノは1910年にウィーンで生産され、ヨハン・ウェンドルとともにWendl & Lung を設立、商業名簿に登録されました。
1926年に、生産されたピアノの数は1000台を超え、全ヨーロッパと近東に普及しました。
1912年にステファン・ラングの唯一の子供として生まれたステファニー(結婚後の姓はベレツキー)は、ピアノ製作に励み、ピアノマイスターとしての職業的地位を確立しました。
当時の女性としてはとても非凡な業績と言えます。
オーストリアのピアノ製作の歴史上、女性ピアノマイスターは、19世紀に初めてマイスターになったナネット・ストライヒャーに次いで彼女が二人目です。
ステファニー・ベレツキーの孫にあたるピーター・ベレツキーは、今現在Wendl & Lung 社の第4代目に当たります。
彼は22歳の時に、オーストリア史上最年少のピアノマイスターになりました。
1994年に家業を引き継ぎ、今日に至っています。
Wendl & Lung ピアノはその品質が認められ、ヨーロッパだけで250以上のディーラーで販売されています。

AU-116WS
税込価格 \787,500
116(H)×151(W)×58(D)cm 重量220kg
ウォルナット艶消
伝統と品質を保持し、かつ親しみやすいモデル。
温かみのあるフォルムと音色。ぜひ店頭でご試弾ください。